離乳食のししゃもはいつから?塩分・小骨の注意点と月齢別レシピまとめ

📋 基本情報

🍼 食べ始め月齢12ヶ月〜(完了期)
⚠️ アレルゲン なし
💪 主な栄養素カルシウム・たんぱく質・ビタミンB12
目次

ししゃもはいつから食べられる?

ししゃもは離乳食完了期の12ヶ月頃から食べられる食材です。カルシウム・たんぱく質・ビタミンB12が豊富で栄養価の高い魚介類のひとつです。ただし市販のししゃもは生干し(塩干し)が中心で塩分を含み、身の中に細かい小骨が多いため、白身魚のように離乳食初期から使える食材ではありません。完了期に与えるときは湯通しで塩気を抜き、頭・尾・背骨と小骨を取り除いて身だけをほぐしてから使いましょう。子持ちししゃもの卵(魚卵)は塩分が多くアレルギーの心配もあるため、この時期は取り除いてください。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。

月齢別の形状・硬さ

12〜18ヶ月(完了期):湯通しして身だけを細かくほぐす

ししゃもを使い始められるのはこの時期からです。焼くか茹でて火を通したあと、熱湯をかけるか湯の中で軽く泳がせて塩気を抜きます。頭・尾・皮・背骨を外し、指先で身をほぐしながら残った小骨を丁寧に取り除いてください。完了期の噛む力では小骨を噛み砕けないため、「骨ごと食べられる魚」として丸ごと与えるのは避けます。ほぐした身はおかゆや野菜と混ぜると食べやすくなります。卵は取り除きましょう。

目安量:ほぐした身で10〜15g程度(ししゃも1/2〜1尾分)を1回の目安に、様子を見ながら調整しましょう。

1歳6ヶ月〜(幼児食):小骨を取り除いて食べやすい大きさに切る

奥歯が生えそろい始め、噛みつぶす力がついてくる時期です。湯通しで塩気を抜いたあと、頭・尾と背骨を取り除き、身を1〜2cm程度の食べやすい大きさに切って与えます。まだ小骨は残さず取り除くほうが安心です。塩分が気になるため、ししゃもを出す日はほかのおかずを薄味にして、食事全体でバランスを取りましょう。子持ちししゃもの卵はまだ避けてください。

目安量:1回あたり1尾(身で15〜20g程度)まで。毎日続けず、週に1〜2回程度を目安にしましょう。

3歳〜:様子を見ながら丸ごとに挑戦

しっかり噛む力が育ち、奥歯も上手に使えるようになる3歳前後から、頭や尾、小骨まで含めて丸ごと食べる形に少しずつ挑戦できます。とはいえ噛む力には個人差があるので、最初は身の部分から始め、丸かじりさせずに一口ずつ切って与え、よく噛んで食べているかを必ず大人がそばで確認してください。子持ちししゃもの卵も塩分やアレルギーの観点から3歳以降が目安とされています。与える場合はごく少量から始め、体調のよい日に様子を見ましょう。

目安量:1日2〜3尾程度までを上限の目安に、様子を見ながら調整しましょう。

調理のポイント

必ず湯通しして塩気を抜きましょう。市販のししゃもの多くは生干しで塩分を含みます。茹でる、または熱湯を回しかけてから調理すると塩気がやわらぎます。赤ちゃんの腎臓はまだ未熟で塩分の処理が得意ではないため、この一手間が大切です。

小骨は指先で確認しながら取り除きましょう。火を通した身を平らな皿の上で少しずつほぐし、背骨に沿って残る細い骨を指先で探して取り除きます。骨は口の中や喉に刺さる危険があるため、時間をかけて確認してください。

味付けはせずそのまま使いましょう。ししゃも自体に塩気があるため、追加の調味料は基本的に不要です。うま味を活かして野菜やごはんと合わせると、薄味でも食べやすく仕上がります。

使う分だけ小分け冷凍しましょう。湯通しして骨と皮を取り除いた身をほぐし、1回分ずつラップに包んで冷凍用保存袋へ入れます。冷凍で2週間程度を目安に使い切り、解凍後は必ず再加熱してから与えてください。

ししゃもを使ったレシピ例

ししゃもと野菜のとろみ煮(完了期・12ヶ月〜)

湯通しして骨と皮、卵を取り除いたししゃもの身10gをほぐします。やわらかく煮たにんじん・大根各15gを5mm角に切り、だし汁50mlで一緒にひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。とろみがつくとほぐした身がまとまり、スプーンですくいやすくなります。

ししゃもと小松菜のおにぎり(幼児食・1歳6ヶ月〜)

湯通しして骨を取り除いたししゃもの身15gを細かくほぐし、茹でて水気を絞った小松菜20gを刻んで、軟飯80gに混ぜ込みます。手のひらで小さめの俵形に握れば、手づかみでも食べやすい一品になります。ししゃもの塩気があるので味付けは不要です。

ししゃもの和風ピカタ(幼児食・3歳〜)

湯通ししたししゃも2尾に薄く小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて、薄く油をひいたフライパンで両面を弱めの中火で焼きます。衣で包むことで身がふっくらし、魚が苦手な子でも食べやすくなります。卵・小麦を使うため、どちらも問題なく食べられることを確認してから作りましょう。食べるときは一口大に切って与えてください。

よくある質問

Q. ししゃもでアレルギーの心配はありますか?
ししゃもは食品表示基準の特定原材料28品目には含まれていませんが、魚類は食物アレルギーの原因になることがあります。また、子持ちししゃもの卵などの魚卵は1〜3歳での発症が比較的多いとされるため、卵は取り除き、与えるとしても3歳以降にごく少量からが安心です。初めて与えるときは、平日の午前中など受診しやすい時間帯に、加熱したものを小さじ1程度から始めて様子を見てください。口の周りの赤みやじんましん、嘔吐、機嫌の悪さなどが見られた場合は与えるのをやめ、医師に相談しましょう。すでにほかの魚や食物のアレルギーがある場合は、開始前にかかりつけ医に相談してください。

Q. 「骨ごと食べられる魚」と聞きましたが、そのまま与えてよいですか?
完了期から1歳台の噛む力では小骨を噛み砕くのが難しく、喉に刺さる危険があります。この時期は必ず頭・尾・背骨と小骨を取り除き、身だけをほぐして与えてください。丸ごと食べる形に進めるのは、しっかり噛めるようになる3歳前後を目安にし、その場合も一口ずつ切って大人がそばで見守りましょう。

Q. 塩分はどのくらい気にすればよいですか?
からふとししゃも(生干し)は100gあたり食塩相当量が1.5g程度で、赤ちゃんにとっては少なくありません。必ず湯通しして塩気を抜き、1回に使う量を守り、同じ食事のほかのおかずは薄味にして全体で調整しましょう。毎日続けるのではなく、週に1〜2回程度にとどめると安心です。

Q. 生干しではなく干物や味付きのししゃもでも使えますか?
みりん干しや味付けタイプは糖分・塩分がさらに多いため、離乳食・幼児食には向きません。無塩または薄塩の生干しを選び、湯通ししてから使ってください。表示を見て塩分の少ないものを選ぶのがポイントです。

離乳食で食べられる魚介類一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次