離乳食の鮎はいつから?小骨・内臓の下処理と月齢別レシピまとめ

📋 基本情報

🍼 食べ始め月齢9ヶ月〜(後期)
⚠️ アレルゲン なし
💪 主な栄養素カルシウム・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンB12
目次

鮎はいつから食べられる?

鮎は離乳食後期の9〜11ヶ月頃から食べられる食材です。カルシウム・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンB12が豊富で栄養価の高い川魚のひとつです。身はやわらかな白身ですが小骨が非常に多く、内臓には強い苦みがあるため、離乳食では骨・皮・内臓をていねいに取り除いた身の部分だけを使います。また鮎などの淡水魚には寄生虫(横川吸虫)がいることがあり、生や加熱不十分な状態では感染のおそれがあるため、赤ちゃんには生食は絶対に避け、中心部までしっかり加熱したものを与えてください。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。

月齢別の形状・硬さ

鮎は小骨が多く下処理に手間がかかるため、離乳食初期(5〜6ヶ月)・中期(7〜8ヶ月)には使いません。この時期に魚を取り入れたい場合は、かれい・たい・ひらめなど骨が取り除きやすい白身魚から始めましょう。

9〜11ヶ月(離乳食後期):しっかり加熱して細かくほぐす

塩を使わずに焼くか蒸して中心部まで火を通し、頭・皮・内臓・中骨を取り除きます。ほぐした身は指先で押しつぶすようにして小骨が残っていないか一片ずつ確認し、細かくほぐしてから与えます。パサつきやすいので、だし汁や野菜のとろみと合わせると食べやすくなります。

目安量:1食あたり15g程度(他のたんぱく質源と合わせて調整し、様子を見ながら加減してください)

12〜18ヶ月(離乳食完了期):粗くほぐして料理に混ぜる

骨と皮、内臓を取り除いたあと、1cm程度の大きさに粗くほぐします。歯ぐきでつぶせるやわらかさが目安です。ごはんや野菜と混ぜると水分が補われ、飲み込みやすくなります。骨の確認は引き続き必ず行ってください。

目安量:1食あたり15〜20g程度(食べ進み具合を見ながら調整しましょう)

1歳6ヶ月〜(幼児食):一口大にほぐして少量ずつ

2cm程度の一口大にほぐして与えられるようになります。ただし自分で食べられるようになっても小骨を口の中でより分けることはまだ難しいため、大人が骨を取り除いてから盛り付けましょう。味付けは大人より薄めにし、塩焼きをそのまま取り分けることは避けてください。

目安量:1食あたり20g程度(食欲や体調に合わせて無理のない量にしましょう)

調理のポイント

骨・皮・内臓は必ず取り除きましょう。鮎は背びれ周りやお腹側に細い小骨が多く残ります。加熱後に身を少しずつ指でつぶしながらほぐし、小骨が混ざっていないか一片ずつ確認してください。内臓は苦みが強いうえビタミンAを非常に多く含むため、離乳食では使いません。

中心部までしっかり加熱しましょう。鮎などの淡水魚には寄生虫がいることがあるため、生や半生の状態では与えません。中心部が白くなるまで十分に焼くか蒸し、身の中心まで火が通っていることを確認してから使ってください。

塩を使わずに調理しましょう。大人向けの鮎の塩焼きは塩分が多く、赤ちゃんの腎臓に負担がかかります。離乳食用には塩をふらずに焼くか、酒を使わず湯やだしで蒸し煮にすると、素材の風味だけで食べやすく仕上がります。

ほぐした身は小分けにして冷凍保存しましょう。骨を取り除いてほぐした身を1回分ずつラップで包むか製氷皿に入れて冷凍し、1週間程度で使い切ります。解凍するときは電子レンジや鍋で必ず再加熱し、一度解凍したものを再冷凍しないようにしてください。

鮎を使ったレシピ例

鮎と豆腐のとろとろ煮(離乳食後期・9ヶ月〜)

骨と皮、内臓を取り除いてほぐした鮎の身15gと、湯通しした豆腐20gを鍋に入れ、だし汁50mlでやわらかく煮ます。水溶き片栗粉でとろみをつければできあがりです。豆腐の水分でパサつきが和らぎ、後期の赤ちゃんでも飲み込みやすくなります。

鮎と野菜のあんかけごはん(離乳食完了期・12ヶ月〜)

にんじん・大根・玉ねぎを5mm角に切ってやわらかく煮て、粗くほぐした鮎の身15〜20gを加えます。だし汁で軽く煮てとろみをつけ、軟飯にかけます。野菜のうまみが加わり、魚が苦手な子でも食べやすい一品です。

鮎のほぐし身おにぎり(幼児食・1歳6ヶ月〜)

骨を取り除いてほぐした鮎の身20gを、白いりごまを軽くすったものとともにごはん80gに混ぜ、小さめのおにぎりにします。手づかみで食べやすい大きさにまとめ、のどに詰まらせないよう座って食べる様子を見守りましょう。

よくある質問

Q. 鮎でアレルギーが出ることはありますか?
鮎は食品表示基準で表示が定められている特定原材料28品目には含まれていません。ただし魚類全般は食物アレルギーの原因になることがあり、鮎だけに反応が出る可能性もゼロではありません。初めて与えるときは、平日の午前中など医療機関を受診できる時間帯に、他の新しい食材と混ぜずに小さじ1程度のごく少量から始め、様子を見てください。口の周りの赤み・じんましん・嘔吐・下痢・機嫌が悪くなるなどの症状が見られた場合は、その時点で与えるのをやめ、医師に相談しましょう。すでに他の魚でアレルギー症状が出たことがある場合は、与える前にかかりつけ医に相談してください。

Q. 大人の鮎の塩焼きを取り分けて与えてもいいですか?
そのまま取り分けるのはおすすめできません。塩焼きは赤ちゃんには塩分が多すぎるうえ、内臓も一緒に調理されているためです。離乳食用に取り分ける場合は、塩をふる前の状態で身の一部を分けて焼き、骨・皮・内臓を取り除いて使ってください。

Q. 天然の鮎と養殖の鮎、どちらを使えばよいですか?
どちらも十分に加熱すれば使えます。養殖の鮎は脂がのっていて身がやわらかい一方、天然の鮎はさっぱりとした味わいです。いずれの場合も、寄生虫のリスクを避けるため生では与えず、中心部までしっかり火を通すことが大切です。鮮度のよいものを選び、購入後は早めに調理しましょう。

Q. 鮎の甘露煮や干物は離乳食に使えますか?
甘露煮は砂糖と醤油で濃く味付けされており、干物も塩分が高いため、離乳食期には向きません。骨ごと食べる加工品は小骨の確認も難しくなります。離乳食では、生の鮎を塩を使わずに加熱したものを使いましょう。

離乳食で食べられる魚介類一覧

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