うなぎはいつから食べられる?
うなぎは離乳食が完了した1歳6ヶ月以降(幼児食期)から、ごく少量ずつ食べられる食材です。ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・DHAが豊富で栄養価の高い魚のひとつです。ただし小骨が非常に多く、市販の蒲焼きはタレの塩分・糖分が多いため、消化・咀嚼の力が十分でない離乳食期(1歳前後まで)は避けるのが安心です。骨をしっかり取り除いてタレを落とせるようになる1歳半〜2歳以降を目安に、初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。心配な場合はかかりつけ医に相談してください。
月齢別の形状・硬さ
5〜11ヶ月頃(離乳食初期〜後期):与えません
この時期はまだ消化機能や噛む力が未発達で、うなぎの多い脂や小骨、味の濃さに対応できません。うなぎは離乳食では使わず、白身魚などの消化のよい食材を選びましょう。
目安量:与えません
1歳6ヶ月〜(幼児食期):骨を除きごく少量から
離乳食が完了し幼児食に移行したら、ごく少量から試せます。市販の蒲焼きはタレを熱湯で洗い落とし、小骨を一本ずつ丁寧に取り除いてから、ほぐして5mm程度に細かく刻みます。脂が多いので与えすぎには注意し、おかゆやおじやに少量混ぜると食べやすくなります。初めて与える際はごく少量からにして、様子を見ながら進めましょう。
目安量:ほぐし身で小さじ1〜2程度から様子を見て
2〜3歳頃:小骨に注意して少量ずつ
噛む力が育ってくる2〜3歳頃になると、より安心して食べられるようになります。それでも小骨がのどに刺さる危険は残るため、必ず大人が骨を取り除いてから与えましょう。タレの味付けは薄めにし、身をやわらかくほぐして少量ずつ食卓に出します。食べている間も目を離さないようにしましょう。
目安量:ほぐし身で大さじ1〜2程度を目安に、様子を見ながら
調理のポイント
タレは熱湯で洗い落としましょう。市販の蒲焼きのタレには塩分と糖分が多く含まれ、幼児には味が濃すぎます。熱湯にくぐらせるか湯で軽く洗い、味のついていない身の部分を使うと安心です。
小骨は一本ずつ丁寧に取り除きましょう。うなぎは小骨が非常に多い魚です。身を細かくほぐしながら指先で確認し、骨が残っていないかしっかりチェックしてから与えてください。
ごく少量から始めましょう。うなぎは脂が多く消化の負担になりやすいため、初めは少量にとどめ、便やお腹の様子を見ながら量を調整します。体調のよい日中に試すと安心です。
冷凍保存を活用しましょう。使いきれない分はほぐして小分けにし、ラップで包んで冷凍保存できます。使うときは電子レンジや湯せんでしっかり加熱し、再冷凍は避けましょう。
うなぎを使ったレシピ例
うなぎのやわらかおじや(幼児食期・1歳6ヶ月〜)
タレを洗い落として骨を取り除いたうなぎを細かくほぐします。やわらかめに炊いたごはんとだし汁を鍋に入れて煮て、うなぎと刻んだ小松菜を加えてひと煮立ちさせれば完成です。うなぎの脂で全体がまろやかになり、少量でも食べやすい一品です。
うなぎと野菜のちらし風(2〜3歳頃〜)
やわらかいごはんに、細かくほぐしたうなぎと、加熱してみじん切りにしたにんじん・ほうれん草を混ぜ合わせます。うなぎはごく少量にとどめ、野菜でかさを増やすことで塩分を抑えつつ彩りよく仕上がります。骨が残っていないか最後にもう一度確認してから盛り付けましょう。
よくある質問
Q. うなぎでアレルギーは出ますか?
うなぎは食品表示基準で表示が推奨・義務づけられている特定原材料28品目には含まれていませんが、体質によってはアレルギー反応が出る可能性があります。初めて与えるときはごく少量にし、食後は口の周りや肌の様子、体調に変化がないかよく観察しましょう。じんましんや嘔吐などの症状が出た場合は、すぐに医師に相談してください。
Q. 市販のうなぎの蒲焼きはそのまま与えていいですか?
そのまま与えるのは避けましょう。蒲焼きのタレは塩分・糖分が多く幼児には味が濃すぎます。熱湯で洗い流すか湯で軽く洗い、味のついていない身の部分を少量だけ使うようにしてください。
Q. 小骨はどうやって取り除けばいいですか?
身を細かくほぐしながら、指先で一本ずつ確認して取り除きます。うなぎは小骨が非常に多いため、面倒でも必ず大人が丁寧に処理し、与える直前にもう一度骨が残っていないか確認すると安心です。
Q. 冷凍保存はできますか?
できます。骨を取ってほぐしたうなぎを小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存します。1〜2週間を目安に使いきり、食べるときは電子レンジや湯せんでしっかり加熱してください。再冷凍は品質・衛生の面から避けましょう。














