離乳食のポロネギはいつから?中期からの加熱調理と繊維対策の注意点と月齢別レシピまとめ

📋 基本情報

🍼 食べ始め月齢7ヶ月〜(中期)
⚠️ アレルゲン なし
💪 主な栄養素葉酸・ビタミンK・カリウム・食物繊維
目次

ポロネギはいつから食べられる?

ポロネギ(リーキ・西洋ネギ)は離乳食中期の生後7〜8ヶ月ごろから食べられる食材です。葉酸・ビタミンK・カリウム・食物繊維が豊富で栄養価の高い西洋野菜のひとつです。長ネギに比べて辛みや香りが穏やかで、加熱するととろりとした食感と自然な甘みが出るのが特徴ですが、繊維が長ネギよりも強く、生のままでは辛み成分(硫化アリル)が刺激になるため、必ずやわらかくなるまで加熱し、細かく刻んでから与えます。胃腸への刺激を考えると、離乳食初期(5〜6ヶ月ごろ)は避け、いろいろな野菜に慣れてきた中期以降に、白いやわらかい部分を少量ずつ取り入れるのが安心です。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。

月齢別の形状・硬さ

7〜8ヶ月(中期):白い部分をくたくたに煮て細かくきざむ

白い部分の中でも、外側の硬い葉を1〜2枚むいた内側のやわらかいところだけを使います。繊維を断つように薄い輪切りにしてから細かく刻み、だしや野菜スープでくたくた(10〜15分程度)になるまで煮て、舌でつぶせる程度のやわらかさにします。まだ繊維が口に残りやすい時期なので、煮た後にすりつぶすか、おかゆやペースト状の野菜に混ぜてとろみをつけると食べやすくなります。

目安量:小さじ1(約5g)程度から始め、慣れてきたら1回10g程度まで様子を見ながら増やします

9〜11ヶ月(後期):2〜3mmのみじん切りでやわらかく煮る

歯ぐきでつぶせる硬さが目安の時期です。白い部分を縦半分に切ってから2〜3mmのみじん切りにし、スープや煮物でしっかり火を通します。この時期も繊維が残ると飲み込みにくいため、輪切りのままではなく縦に切ってから刻み、指で軽くつぶせるやわらかさになっているか確認してから与えてください。

目安量:1回10〜15g程度(他の野菜と合わせて野菜全体で30〜40g程度が目安)

12〜18ヶ月(完了期):5mm程度に切って煮込み料理に

前歯でかみ切り、歯ぐきでかめるようになる時期です。縦半分に切ってから5mm程度の幅に切り、スープや煮込み料理でやわらかくなるまで加熱します。輪切りのままだと層がリング状にはがれて口の中に残ったり、のどに張りつきやすかったりするため、必ず縦に切ってから加熱しましょう。生のままや炒めただけの状態はまだ刺激と硬さが残るので避けてください。

目安量:1回15〜20g程度を、様子を見ながら

調理のポイント

白いやわらかい部分だけを使いましょう。緑色の葉に近づくほど繊維が硬く、辛みも強くなります。離乳食では根元を切り落とし、外側の葉を1〜2枚むいた白い部分の内側を使うと、やわらかく甘みのある仕上がりになります。

縦に切れ目を入れて流水でよく洗いましょう。ポロネギは葉が幾重にも重なった構造で、層の間に土や砂が入り込んでいることがあります。縦に切り込みを入れて葉を開き、流水で1枚ずつ洗うか、ボウルの水に浸して振り洗いし、水を2〜3回替えて土が出なくなるまで繰り返してください。

繊維を断つように刻んでから十分に加熱しましょう。繊維に沿って切ると口の中に筋が残りやすくなります。繊維を断ち切る向き(横方向)に薄く切ってから刻み、だしや野菜スープでくたくたになるまで煮ると、甘みが出て食べやすくなります。辛みが気になる場合は、刻んだ後に少し水にさらしてから加熱すると和らぎます。

加熱してから小分けにして冷凍保存しましょう。やわらかく煮てから月齢に合った形状に刻み、製氷皿や小分け容器で冷凍しておくと使いやすくなります。冷凍する前に水気をしっかりきると霜がつきにくくなります。冷凍したものは1週間程度を目安に使い切り、解凍後は必ず中心まで再加熱してから与えてください。

ポロネギを使ったレシピ例

ポロネギのとろとろおかゆ(中期・7ヶ月〜)

白い部分の内側を細かく刻み、かぶるくらいの水またはだしで15分ほどくたくたに煮ます。やわらかくなったらすりつぶし、7倍がゆ大さじ2〜3に小さじ1程度混ぜ合わせます。ポロネギのほのかな甘みでおかゆが食べやすくなります。初めて与える日は小さじ1程度から始め、変わった様子がないか確認しましょう。

ポロネギと白身魚のミルク煮(後期・9ヶ月〜)

ポロネギの白い部分10gを縦半分に切って2〜3mmのみじん切りにし、鍋でやわらかく煮ます。加熱してほぐした白身魚(たら・かれいなど)10〜15gを加え、育児用ミルク(調乳したもの)50mlを注いで弱火で3〜4分煮ます。とろみが足りない場合は水溶き片栗粉でとろみをつけると飲み込みやすくなります。魚の骨は必ず丁寧に取り除いてください。

ポロネギとじゃがいものやわらかスープ(完了期・12ヶ月〜)

ポロネギの白い部分15gを縦半分に切って5mm幅に、じゃがいも30gを1cm角に切り、野菜スープ(無塩または薄味のだし)150mlで両方がやわらかくなるまで10〜15分煮ます。じゃがいもを軽くつぶすと自然なとろみがつきます。大人用は取り分けてから塩などで味を調えると、1食分で家族分が作れます。赤ちゃん用は薄味のまま与えましょう。

よくある質問

Q. ポロネギでアレルギーが出ることはありますか?
ポロネギは食品表示基準で表示が定められている特定原材料等28品目には含まれておらず、アレルギーの報告が多い食材ではありません。ただし玉ねぎ・長ネギ・にんにく・ニラなどと同じネギの仲間で、まれに口の周りの赤みや湿疹、下痢などの症状が出ることがあります。これらの食材で症状が出たことがある場合は、与える前にかかりつけ医に相談してください。初めて与えるときは、平日の午前中など、体調の変化があってもすぐに受診できる時間帯に小さじ1程度の少量から試し、発疹・嘔吐・下痢・機嫌の悪さなどの症状が出た場合は与えるのをやめて医師に相談しましょう。

Q. 生のまま、または軽く炒めただけで与えてもいいですか?
離乳食期・幼児食期を通して、生のままや加熱不十分な状態で与えるのは避けてください。生のポロネギには辛み成分(硫化アリル)が含まれ、赤ちゃんの胃腸に刺激となるほか、繊維が硬く飲み込みにくいためです。十分に加熱すると辛みが飛んで甘みが出るので、煮込み料理やスープに使うのがおすすめです。

Q. 緑色の葉の部分は使えますか?
緑色の部分にはβ-カロテンが多く含まれますが、繊維が硬く辛みも強いため、離乳食期には基本的に白い部分を使うことをおすすめします。使う場合は、やわらかい部分をごく細かく刻んでスープなどで長めに加熱し、少量から様子を見てください。硬い葉は取り除き、大人の料理のだし取りなどに活用するとよいでしょう。

Q. 買ってきたポロネギはどのくらい保存できますか?
丸ごとの状態なら、乾燥しないようラップや新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室で1週間程度が目安です。カットしたものは傷みやすいので2〜3日で使い切りましょう。長く保存したい場合は、洗って加熱し、月齢に合った形状に刻んでから小分け冷凍し、1週間程度で使い切ってください。変色やぬめり、異臭がある場合は赤ちゃんには使わないでください。

離乳食で食べられる野菜一覧

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