とうがんはいつから食べられる?
とうがんは離乳食中期の生後7ヶ月ごろから食べられる食材です。ビタミンC・カリウム・食物繊維・ビタミンB1が豊富で栄養価の高い野菜のひとつです。約95%が水分で構成されており、くせのない淡白な味わいが特徴の夏野菜です。加熱するとやわらかくなりやすく、月齢に合わせた形状に調理しやすい食材です。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。
月齢別の形状・硬さ
7〜8ヶ月(中期・もぐもぐ期):ペースト状にして与える
皮と種、ワタをしっかり取り除き、やわらかくなるまで加熱してからすりつぶすかブレンダーにかけて、なめらかなペースト状にして与えましょう。水分が多い食材なので裏ごしも簡単です。昆布だしや野菜だしでのばすと風味がよくなり食べやすくなります。
目安量:30〜40g(様子を見ながら調整してください)
9〜11ヶ月(後期・かみかみ期):7〜8mm角のみじん切り
皮と種、ワタを取り除いてやわらかく加熱し、7〜8mm角程度のみじん切りにします。歯茎で潰せる豆腐程度のやわらかさを目安にしてください。あんかけにするととろみがついて口の中でまとまりやすくなります。
目安量:40〜50g(様子を見ながら調整してください)
12〜18ヶ月(完了期):1cm角程度に切って与える
やわらかく加熱したとうがんを1cm角程度に切って与えます。歯や歯茎で噛み切れる程度のやわらかさを保ちながら、形のある食材に慣らしていきましょう。煮物にしてほかの食材と組み合わせると食事の練習にもなります。
目安量:50〜60g(様子を見ながら調整してください)
調理のポイント
種・ワタ・皮はしっかり取り除きましょう。とうがんの種やワタは消化しにくいため、調理前に必ずスプーン等でかき出してください。皮も硬く消化しにくいので、厚めにむいてから使いましょう。
加熱はしっかり行いましょう。箸や爪楊枝がスッと通るくらいまで十分に加熱することが大切です。月齢が小さいほど加熱時間を長めにとり、完全にやわらかくしてください。
だし汁で煮込むと風味が増して食べやすくなります。とうがんはだしをよく吸う食材です。昆布だしや野菜だしで煮込むことで、淡白な味わいに旨みが加わり食べやすくなります。離乳食中期までは調味料を使わず、だしの旨みだけで仕上げましょう。
冷凍保存が可能です。下ごしらえして加熱したとうがんは、製氷皿や離乳食用の冷凍トレーに入れて冷凍保存できます。1週間を目安に使い切りましょう。使うときは電子レンジや鍋で加熱してから、しっかり冷ましてから与えてください。
とうがんを使ったレシピ例
とうがんと豆腐のなめらかスープ(中期・7ヶ月〜)
とうがん20g・絹豆腐20gを昆布だし100mlで煮てやわらかくし、ブレンダーかすり鉢でなめらかにすりつぶします。必要に応じて煮汁やお湯でかたさを調整してください。とうがんのくせのない味と豆腐のたんぱく質を一緒に摂れるシンプルなスープです。
とうがんのとろとろあんかけ(後期・9ヶ月〜)
とうがん40gを7〜8mm角に切り、だし汁100mlでやわらかくなるまで煮ます。水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1/2・水小さじ1)でとろみをつけたら完成です。とろみがついているので口の中でまとまりやすく、後期の赤ちゃんが食べやすい形です。
とうがんと鶏ひき肉の煮物(完了期・12ヶ月〜)
とうがん50gを1cm角に切り、鶏ひき肉20gと一緒にだし汁150mlで煮ます。醤油・みりんを各少量(小さじ1/4程度)加えて味を整え、やわらかくなるまで煮込んだら完成です。たんぱく質も一緒に摂れる満足感のある一品です。塩分は大人の料理より薄く仕上げてください。
よくある質問
Q. とうがんにアレルギーの心配はありますか?
とうがんは食品表示法で定められた特定原材料28品目には含まれておらず、アレルギーが比較的起こりにくい食材とされています。ただし、食品によるアレルギーは個人差があります。初めて与えるときは少量から始め、食後の様子をしっかり観察してください。皮膚や口の周りの赤み・かゆみ、嘔吐などの症状が見られた場合は、速やかにかかりつけ医に相談してください。
Q. とうがんはいつまで与えても大丈夫ですか?
適切に調理すれば離乳食の全期間を通じて与えられます。月齢が上がるにつれて形状を大きくし、やわらかさを調整しながら進めていきましょう。幼児食以降も食べやすい食材です。
Q. 大人の煮物から取り分けることはできますか?
大人向けの料理は塩分や調味料が多いため、そのままの取り分けはおすすめできません。調味料を加える前の段階でとうがんを取り分け、だし汁のみかごく少量の調味料で別途仕上げてあげましょう。
Q. 冷凍保存はどのくらい日持ちしますか?
加熱調理済みのとうがんは、清潔な容器や冷凍トレーに入れて冷凍すると1週間程度を目安に使い切るようにしてください。解凍後は再冷凍せず、電子レンジや鍋でしっかり加熱し、冷ましてから与えましょう。














