離乳食の梨はいつから?加熱のポイントと月齢別レシピまとめ

📋 基本情報

🍼 食べ始め月齢5ヶ月〜(初期)
⚠️ アレルゲン なし
💪 主な栄養素カリウム・食物繊維・ソルビトール・アスパラギン酸
目次

梨はいつから食べられる?

梨は離乳食初期の生後5〜6ヶ月頃から食べられる食材です。カリウム・食物繊維・ソルビトール・アスパラギン酸が豊富で栄養価の高い果物のひとつです。約9割が水分でみずみずしく、暑い時期の水分補給にも向いていますが、果肉がかたくざらつきがあり、生のままではのどに詰まる心配があるため、離乳食の間はすりおろして加熱してから与えるのが基本です。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。

月齢別の形状・硬さ

5〜6ヶ月(初期):加熱した果汁・なめらかなすりおろし

皮と芯を取り除いてすりおろし、茶こしなどでこした果汁を同量程度の湯冷ましで薄めて、電子レンジや小鍋でしっかり加熱します。慣れてきたら、すりおろした果肉を加熱してなめらかなペースト状にしたものを与えられます。
目安量:加熱した果汁小さじ1程度から始め、慣れたらすりおろし小さじ1〜2程度まで、様子を見ながら少しずつ。

7〜8ヶ月(中期):加熱してすりおろし〜細かいみじん切り

すりおろして加熱したものを基本に、慣れてきたら細かいみじん切りにしてやわらかく加熱したものも食べられるようになります。舌でつぶせるやわらかさが目安です。
目安量:1回あたり20〜30g程度(他の果物と合わせた量)。様子を見ながら調整しましょう。

9〜11ヶ月(後期):加熱して5mm角程度

5mm角程度に刻み、歯ぐきでつぶせるやわらかさ(バナナくらい)まで加熱します。かたい部分が残っているとのどに詰まりやすいため、加熱後にやわらかさを指で確認してから与えると安心です。
目安量:1回あたり30〜40g程度。食べ具合を見ながら調整しましょう。

12〜18ヶ月(完了期):加熱して1cm角程度・薄切り

1cm角程度や薄切りにして、歯ぐきで噛めるやわらかさまで加熱します。噛む力には個人差が大きいため、生のまま与えるのは急がず、丸のみしていないかよく見守りましょう。
目安量:1回あたり40〜50g程度。様子を見ながら調整しましょう。

調理のポイント

皮と芯をしっかり取り除きましょう。皮の近くや芯の周りはかたく、赤ちゃんには食べにくい部分です。中心側のやわらかい果肉を使うと口当たりがよくなります。

離乳食の間は加熱してから与えましょう。梨はかたさとざらつきがあり、のどに詰まる心配がある食材です。すりおろして電子レンジで20〜30秒ほど加熱するだけでも、やわらかく消化しやすくなります。

切ったらすぐに調理しましょう。梨は切ってから時間がたつと水分が抜けて風味が落ちます。使う分だけ切り、残りはラップで包んで冷蔵し、当日中に使い切るのがおすすめです。

冷凍保存は加熱してから小分けにしましょう。すりおろして加熱したものを製氷皿などで小分け冷凍しておくと便利です。1週間程度を目安に使い切り、食べる前に必ず再加熱しましょう。

梨を使ったレシピ例

梨のなめらかペースト(初期・5〜6ヶ月〜)

皮と芯を取った梨をすりおろし、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で20〜30秒加熱します。粗熱を取り、なめらかさが足りなければ湯冷ましでのばして完成です。10倍がゆに少量混ぜても食べやすくなります。

梨とさつまいものマッシュ(中期・7〜8ヶ月〜)

やわらかくゆでたさつまいもをつぶし、すりおろして加熱した梨を混ぜ合わせます。梨の水分でさつまいもがしっとりし、パサつきが苦手な赤ちゃんも食べやすい組み合わせです。

梨入りヨーグルト(後期・9〜11ヶ月〜)

5mm角に刻んでやわらかく加熱した梨の粗熱を取り、プレーンヨーグルト(無糖)にのせます。梨の自然な甘みで砂糖を使わずに食べられるデザートです。ヨーグルトが初めての場合は、梨とは別の日に少量から試しましょう。

梨のコンポート風(完了期・12〜18ヶ月〜)

1cm角に切った梨を小鍋に入れ、ひたひたの水で5分ほど煮て、歯ぐきで噛めるやわらかさにします。砂糖は加えなくても梨の甘みだけで十分です。そのままおやつにしたり、パンケーキに添えたりして使えます。

よくある質問

Q. 梨でアレルギーは出ますか?
梨は食品表示基準の特定原材料28品目には含まれていませんが、りんごやももと同じバラ科の果物で、まれに口の中やのどがかゆくなる口腔アレルギー症候群の報告があります。原因となるたんぱく質は加熱で分解されやすいため、離乳食では加熱して与えるのが安心です。初めて与えるときは平日の午前中など受診しやすい時間帯に少量から試し、口の周りの赤み・発疹・嘔吐などの症状が見られた場合は与えるのをやめて、かかりつけ医に相談してください。

Q. 生のまま与えてもいいのはいつからですか?
梨はかたくざらつきがあり、のどに詰まる心配があるため、離乳食の間は加熱して与えるのが基本です。生で与えるのは離乳食が完了して噛む力がついてきてから、薄切りなど食べやすい形にして少しずつ試しましょう。噛む力の発達には個人差があるため、心配な場合はかかりつけ医や地域の栄養相談で確認すると安心です。

Q. 梨は冷凍保存できますか?
できます。すりおろして加熱したものを製氷皿などで小分けにして冷凍すると、1回分ずつ使えて便利です。1週間程度を目安に使い切り、食べる前には電子レンジや小鍋で必ず再加熱してください。解凍後は食感が変わるため、そのまま食べさせるよりおかゆやヨーグルトに混ぜる使い方が向いています。

Q. 食べさせすぎると下痢になると聞きましたが本当ですか?
梨には便をやわらかくする働きのあるソルビトールという成分が含まれるため、一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります。月齢ごとの目安量を守り、様子を見ながら与えましょう。便がゆるい状態が続く場合は量を減らし、心配なときはかかりつけ医に相談してください。

離乳食で食べられる果物一覧

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