芽キャベツはいつから食べられる?
芽キャベツは離乳食後期の生後9ヶ月ごろから食べられる食材です。ビタミンC・ビタミンK・葉酸・β-カロテンが豊富で栄養価の高い緑黄色野菜のひとつです。通常のキャベツに比べてビタミンCは約4倍、食物繊維は約3倍と栄養素が凝縮されていますが、独特の苦みと食物繊維の多さから消化への負担も大きいため、後期からの導入が目安です。外葉をていねいに除いてから十分に加熱し、やわらかくしてから細かく刻んで与えましょう。初めて与えるときは少量から始めて様子を見ましょう。
月齢別の形状・硬さ
9〜11ヶ月(離乳食後期):みじん切りにしてよく加熱
外葉を1〜2枚はがし、根元に十字の切り込みを入れてから、やわらかくなるまでたっぷりの湯でしっかり茹でます。茹で上がったら葉の部分だけを使い、2〜3mmほどのみじん切りにします。苦みが気になる場合はすり潰してペースト状にし、おかゆやだし汁でのばすと食べやすくなります。
目安量:5〜10g(葉の部分のみ、様子を見ながら)
12〜18ヶ月(離乳食完了期):細かく刻んでやわらかく
根元に十字の切り込みを入れてから、葉が透き通るまでしっかり茹でます。やわらかく仕上がったら5mm〜1cmほどの大きさに刻みます。後期と比べて少し大きめの形状で慣れさせていきましょう。繊維が口に残りやすいため加熱は十分に行い、煮物やスープに加えると食べやすくなります。
目安量:10〜15g(様子を見ながら)
1歳6ヶ月〜(幼児食):食べやすい大きさに切って加熱
根元に切り込みを入れ、葉全体がやわらかくなるまで茹でるか蒸します。半分に切ったものを煮物に使ったり、縦4等分にして炒め物に加えたりできます。大人と同じ料理から取り分けることも可能ですが、まだやわらかく仕上げ、よく噛むことを促しながら食べさせましょう。
目安量:15〜20g(様子を見ながら)
調理のポイント
外葉を必ず1〜2枚はがしてから使いましょう。外側の葉は硬くて苦みも強いため、離乳食には内側のやわらかい葉の部分を使います。よく洗ってから調理してください。
根元に十字の切り込みを入れてから茹でましょう。芽キャベツは中心まで火が通りにくい食材です。根元に深めの十字の切り込みを入れることで均一に火が通り、全体をやわらかく仕上げることができます。
茹でた後は冷水にさらして苦みを抑えましょう。茹で上がったらすぐに冷水にさらすことで、芽キャベツ特有の苦みとえぐみを和らげることができます。特に後期の赤ちゃんにとって苦みは食べにくさにつながるため、丁寧に行いましょう。
まとめて茹でて冷凍保存しておきましょう。茹でてからみじん切りや刻みにしたものをラップで包んで小分けにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。1〜2週間を目安に使い切り、使うときは電子レンジで加熱するか、スープや煮物に凍ったまま加えます。
芽キャベツを使ったレシピ例
芽キャベツのポタージュ(離乳食後期・9ヶ月〜)
外葉を取り除いた芽キャベツ1〜2個を根元に切り込みを入れてからやわらかく茹でます。葉の部分だけを取り出し、茹で汁少量とともにブレンダーでなめらかになるまで攪拌します。だし汁でお好みの濃さにのばして完成です。苦みが気になる場合は、かぼちゃやじゃがいもを少量加えると甘みが出て食べやすくなります。
芽キャベツと鶏ひき肉の煮物(離乳食完了期・12ヶ月〜)
外葉を取り除いた芽キャベツ2〜3個を根元に切り込みを入れてやわらかく茹で、5mm〜1cmに刻みます。鍋に昆布だしや野菜だしを入れ、鶏ひき肉少量と刻んだ芽キャベツを加えて煮ます。火が通ったら少量のしょうゆで薄く味をつけ、水溶き片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
芽キャベツのオリーブオイルソテー(幼児食・1歳6ヶ月〜)
外葉を取り除いた芽キャベツを半分に切り、フライパンにオリーブオイル少量を熱して断面から焼きます。蓋をして蒸し焼きにし、全体がやわらかくなったら塩をごく少量ふって完成です。大人と一緒に食べられるメニューです。まだ噛む力が十分でない場合は、さらに細かく刻んで与えてください。
よくある質問
Q. 芽キャベツはアレルギーの心配がありますか?
芽キャベツは食品表示基準の特定原材料28品目には含まれていませんが、アブラナ科の植物に属するため、花粉症(シラカバ花粉など)をお持ちのお子さんでは、花粉・食物アレルギー症候群(PFAS)として口腔内のかゆみや違和感が起こる場合があります。初めて与えるときは1〜2口の少量から始め、食後30分〜1時間は様子を観察してください。もし発疹・嘔吐・顔のむくみなどの症状が見られた場合は、すぐにかかりつけ医に相談してください。
Q. 苦みが強くて食べてくれません。どうすればよいですか?
茹でた後に冷水にさらすと苦みが和らぎます。また、かぼちゃや芋類など甘みのある野菜と一緒にポタージュにしたり、だしやスープに少量加えて苦みをやわらげる方法も効果的です。最初はみじん切りをおかゆに混ぜるなど、他の食材に馴染ませながら少しずつ慣れさせましょう。無理に食べさせる必要はありません。
Q. 冷凍の芽キャベツを使ってもよいですか?
市販の冷凍芽キャベツも使用できますが、塩や調味料が入っているものは離乳食には向かないため、無塩・無添加のものを選んでください。使う際は必ず中心部まで十分に再加熱してから与えましょう。
Q. 食後にお腹が張るようです。食べさせ続けてよいですか?
芽キャベツは食物繊維が多く、ガスが発生しやすい食材です。食後に赤ちゃんのお腹が張ったり不機嫌になる場合は、与える量を減らすか、しばらく間を空けてから再挑戦しましょう。消化器官の発達には個人差がありますので、様子を見ながら無理のない範囲で進めてください。気になる場合はかかりつけ医にご相談ください。














