離乳食のにしんはいつから?青魚の下ごしらえと月齢別レシピまとめ

📋 基本情報

🍼 食べ始め月齢9ヶ月〜(後期)
⚠️ アレルゲン なし
💪 主な栄養素DHA・EPA・カルシウム・ビタミンD
目次

にしんはいつから食べられる?

にしんは離乳食後期の生後9〜11ヶ月ごろから、少量ずつ試せる食材です。DHA・EPA・カルシウム・ビタミンDが豊富で栄養価の高い青魚のひとつです。にしんはさば・いわしなどと同じ青魚(青背魚)で脂が多く、白身魚や赤身魚に比べて風味が強く小骨も多いため、白身魚・赤身魚に慣れてから進めると安心です。鮮度が落ちるとヒスタミンによる食中毒の原因になりやすいので、新鮮な生のにしんを選び、しっかり加熱してから与えましょう。初めて与えるときは小さじ1程度の少量から始めて様子を見ましょう。

月齢別の形状・硬さ

9〜11ヶ月(離乳食後期):しっかり火を通してほぐす

白身魚・赤身魚に慣れてきたら試せる時期です。皮と骨を丁寧に取り除き、中までしっかり加熱してから、細かくほぐします。脂が多い魚なので、ゆでたり熱湯をかけたりして余分な脂を落とすと消化の負担を減らせます。パサつく場合は水溶き片栗粉のあんやおかゆに混ぜると食べやすくなります。初めは少量から、体調のよい日に試しましょう。

目安量:10〜15g程度を目安に、様子を見ながら

12〜18ヶ月(離乳食完了期):小さくほぐして手づかみにも

後期よりも少し大きめ、5mm〜1cm程度にほぐして与えられます。それでも皮と小骨は必ず取り除いてください。ほぐし身を野菜と混ぜて焼いたり、おやきにしたりすると手づかみ食べの練習にもなります。脂が多い魚なので、一度にたくさんではなく少量を主菜の一部として取り入れましょう。

目安量:15〜20g程度を目安に、様子を見ながら

1歳6ヶ月〜(幼児食):大人メニューから取り分け

大人の焼き魚や煮付けから、味付け前のものを取り分けられるようになります。塩焼きなどは塩分が多いため、味付けする前の身を取り分けるか、湯通しして塩分を落としてから与えましょう。骨は最後まで念入りに確認します。身欠きにしんや数の子、甘露煮などの加工品は塩分・糖分が多く、幼児食の時期もまだ控えるのが安心です。

目安量:20g程度を目安に、様子を見ながら

調理のポイント

新鮮な生のにしんを選びましょう。青魚は鮮度が落ちるとヒスタミンが増え、食中毒の原因になります。ヒスタミンは加熱しても分解されないため、なるべく新しいものを選び、購入後は早めに調理してください。

皮と小骨を丁寧に取り除きましょう。にしんは小骨が多い魚です。加熱後に身をほぐしながら、指先で骨が残っていないか確認します。やわらかい小骨でも赤ちゃんののどに引っかかることがあるため、念入りに取り除いてください。

余分な脂を落としましょう。脂の多い青魚は消化の負担になりやすいので、ゆでる・熱湯をかける・網焼きにするなどして脂を落とすと安心です。パサつくときはあんやおかゆ、野菜のペーストと合わせると食べやすくなります。

加工品は避けましょう。身欠きにしん・数の子・甘露煮・にしんそばの具などは塩分や糖分が多く、赤ちゃんには不向きです。離乳食では味付けをしていない生のにしんを使いましょう。

にしんを使ったレシピ例

にしんと野菜のとろとろあんかけ(離乳食後期・9ヶ月〜)

皮と骨を取り除いたにしんをゆでて細かくほぐし、やわらかく煮たにんじんや大根とあわせます。だしでのばして水溶き片栗粉でとろみをつけると、パサつきが気にならずに食べられます。おかゆにかけても食べやすいです。

にしんと豆腐の落とし焼き(離乳食完了期・12ヶ月〜)

ほぐしたにしんに水切りした豆腐、すりおろした野菜、少量の片栗粉を混ぜて小さく丸め、薄く油をひいたフライパンで両面を焼きます。手づかみ食べの練習にぴったりで、脂の多いにしんも豆腐でふんわり食べやすくなります。

にしんと野菜の炊き込みごはん(幼児食・1歳6ヶ月〜)

湯通しして塩分と脂を落とし、骨を取り除いたにしんを、にんじんやしいたけと一緒に薄味のだしで炊き込みます。大人の分から取り分けて子ども用は味付けを控えめにすると、家族で一緒に楽しめます。

よくある質問

Q. にしんでアレルギーは出ますか?
魚はアレルギーの原因になることがあり、にしんも例外ではありません。また青魚は鮮度が落ちるとヒスタミンが増え、じんましんなどアレルギーに似た症状が出ることもあります。初めて与えるときは新鮮なものを使い、少量から始めて、食後は赤ちゃんの様子をよく観察してください。口の周りの赤み・じんましん・嘔吐などの症状が出た場合は与えるのをやめ、医療機関を受診しましょう。心配なときは事前にかかりつけ医に相談すると安心です。

Q. 身欠きにしんや数の子は使えますか?
身欠きにしん(干物)や数の子、甘露煮などの加工品は塩分・糖分が多いため、離乳食・幼児食の時期は控えましょう。離乳食には味付けをしていない新鮮な生のにしんを使ってください。

Q. 冷凍保存はできますか?
加熱してほぐしたにしんは、小分けにして冷凍できます。清潔な容器や製氷皿に入れ、1週間程度を目安に使い切りましょう。使うときは中心まで再加熱し、一度解凍したものの再冷凍は避けてください。脂が多く酸化しやすいので、早めに使い切るのがおすすめです。

にしんは骨や脂、鮮度の面で少し扱いに気をつかう食材です。無理に急がず、赤ちゃんの発達に合わせて少量ずつ取り入れ、不安なときはかかりつけ医に相談しながら進めましょう。

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