麩はいつから食べられる?
麩(おふ)は離乳食中期の7〜8ヶ月から食べられる食材です。たんぱく質・鉄分・亜鉛が豊富で栄養価が高く、だし汁を吸ってやわらかくなるため離乳食に使いやすい食材のひとつです。麩は小麦グルテンが主原料のため小麦たんぱくを多く含みます。小麦は特定原材料(アレルギー表示義務8品目)のひとつです。必ずうどんやそうめんなど他の小麦製品でアレルギーがないことを確認してから与えてください。初めて与えるときは午前中に少量から始めて様子を見ましょう。離乳食には焼き麩を使うのがおすすめです。
月齢別の形状・硬さ
7〜8ヶ月(中期):すりおろしてペースト状に
乾燥したままの焼き麩をすりおろしてだし汁や湯冷ましに溶かします。自然にとろみがついてなめらかなペースト状になります。おかゆや野菜ペーストに混ぜて与えると食べやすくなります。舌でつぶせるやわらかさが目安です。
目安量:焼き麩2〜3個程度
9〜11ヶ月(後期):水で戻して細かく刻む
焼き麩を水で戻してからやわらかく煮て細かく刻みます。歯ぐきでつぶせるやわらかさが目安です。汁物や煮物に加えて与えます。口の中にくっつきやすいためだし汁でのばすかとろみをつけると食べやすくなります。
目安量:焼き麩3〜5個程度
12〜18ヶ月(完了期):水で戻して一口大に切る
焼き麩を水で戻してやわらかく煮て一口大に切ります。歯で噛んでつぶせるやわらかさが目安です。汁物・煮物・おやつとしても活用できます。大人の料理から取り分ける場合は味付け前に取り出してください。
目安量:焼き麩5〜8個程度
調理のポイント
離乳食には焼き麩を使いましょう。麩には焼き麩・生麩・車麩・油麩などさまざまな種類がありますが、離乳食には焼き麩が最も使いやすいです。生麩は弾力があってモチモチしているため離乳食には向きません。油麩は油分が多いため離乳食期は避けてください。車麩は硬い部分があるため1歳以降から使えます。
うどん・そうめんに慣れてから与えましょう。麩は小麦グルテンが主原料のため小麦たんぱくを多く含みます。パンやうどんでアレルギーが出なくても麩でアレルギーが出ることがあります。必ずうどんやそうめんに十分慣れてから与えてください。
口の中にくっつく場合はとろみをつけましょう。麩は口の中の上あごにくっつきやすいです。だし汁に溶かしてとろみをつけるか水溶き片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。
開封後の保存に注意しましょう。乾燥した焼き麩は常温で長期保存できますが、開封後は湿気でダニが発生しやすいため密閉容器に入れて冷蔵保存してください。加熱してもダニのアレルゲンは残ることがあるため注意してください。
麩を使ったレシピ例
麩のとろみがゆ(中期・7〜8ヶ月〜)
乾燥した焼き麩をすりおろしてだし汁に溶かし、7倍がゆにかけます。麩のとろみがおかゆに加わって食べやすくなります。にんじんペーストを加えると栄養バランスもよくなります。
麩のお吸い物(後期・9〜11ヶ月〜)
水で戻した焼き麩を細かく刻んでだし汁で煮ます。麩のうま味が溶け出したやさしい味のスープです。ほうれん草や豆腐を加えると栄養バランスもよくなります。
麩の煮物(後期・9〜11ヶ月〜)
水で戻した焼き麩を細かく刻んでにんじん・玉ねぎとだし汁で煮込みます。麩がだし汁を吸って食べやすくなります。醤油をほんの少し加えると風味が出ます。
麩のおやつ(完了期・12〜18ヶ月〜)
一口大に切った焼き麩をフライパンで軽く炒ってきな粉をまぶします。サクサクした食感で食べやすいおやつになります。きな粉の甘みで自然な甘さが加わります。
よくある質問
Q. 麩は小麦アレルギーに注意が必要ですか?
小麦は特定原材料(アレルギー表示義務8品目)のひとつです。麩は小麦グルテンが主原料のため小麦たんぱくを多く含みます。パンやうどんでアレルギーが出なくても麩でアレルギーが出ることがあります。必ずうどんやそうめんに十分慣れてから午前中に少量から試してください。気になる症状がある場合はかかりつけの医師に相談してください。
Q. 生麩は離乳食に使えますか?
生麩は弾力があってモチモチしているため離乳食期は避けてください。離乳食には焼き麩を使ってください。
Q. 麩は冷凍保存できますか?
水で戻した麩は冷凍保存できます。水で戻して細かく刻んだ麩を製氷皿に1回分ずつ入れて冷凍しておくと便利です。冷凍保存の目安は2週間以内です。乾燥した焼き麩は常温で長期保存できますが開封後は密閉容器に入れて冷蔵保存してください。














